2015年04月29日

ノート2(開) 新刊のご案内

th.jpg 話すための表現英文法トレーニング

hyogen_training-1.jpg 監修・著: 田中 茂範
 著: 岡本 茂紀

 書籍A5判222ページ
 本体価格1,600円+税


 ■『表現英文法・増補改訂版』対応のトレーニング本完成!

 「文法のための文法」「テストのためのテスト」ではなく、 英文法を無意識のうちに使いこなせるものとして自身の中に 定着させ、英語コミュニケーションの土台を固めるための練 習帳です。



【本書の特長】

●トレーニングの目的を明確に
 たとえばスポーツの筋トレであれば、どのトレーニングが何に効くかが明確です。英文法の場合も、何のためにこの問題を解くのかを自覚せず、ひたすらこなすだけでは、思うような効果は望めません。本書では、「整理→定着→実践」の流れに沿って、空所補充、並べ替え、二択・三択などのさまざまなエクササイズを組み合わせた、最適なトレーニングメニューを用意しています。

●リアリティのある素材を提供
 英文法の学習素材というと、生の英語とは相当なギャップがありがち。結果として、文法を勉強しても英語が使えるようにならないということになってしまいます。本書では、「1.自然な英語であること」「2.意味のある英語であること」「3.興味のもてる英語であること」に徹底してこだわりました。イラストや写真を多用し、Eメール、TwitterやLINEなどのSNSの例文、スケジュール表、地図、報告書、料理のレシピなどの具体例を豊富に取り入れて、日常生活や仕事の場ですぐに生かせる英文に仕上げています。

●音声は無料ダウンロード
 英文音声(mp3形式)はコスモピアのホームページから無料ダウンロードできます。音声には正解部分も収録されており、リスニングやシャドーイング、音読の練習に活用できます。

[電子版サンプルをご覧頂けます]
posted by Paperback Writer at 22:56| Comment(0) | 日記

2015年04月23日

「伝わるだけの英語」から「評価される英語」へのステップ・アップ(2)

 今回も引き続き、多聴多読マガジン4月号別冊『英語スピーキングに強くなる』に佐藤洋一氏より寄稿いただいた「社内英語公用語化」への取り組みとその問題点、に続く内容をお届け致します。引き続きグローバル人材育成の一助として、ご参考にしていただけましたら、と存じます。

「伝わるだけの英語」から「評価される英語」へのステップ・アップ(2)


 先日の投稿では、ビジネスシーンで用いる英語は、「伝わるだけの英語」から脱却し、「評価される英語」である必要があるという旨を述べた。そのための鍵となるのが、ある表現の機能(pragmatic function)に注目するという、いわば学習のマインドセットの切り替えだ。今回も引き続き、NGなシーンをもとに、「評価される英語」について考えてみたい。

「沈黙は金なり?」

 言うべきことが思いつかない時に、黙り込んで、苦し紛れに満面の笑みをしてみた、という経験をグローバルビジネス現場でしてしまった方は決して少なくないはずだ。これは、野暮なことを言うよりは黙っている方が潔い、という日本人的発想からくる行動だと考えていい。まさに、「沈黙は金なり(英語では、“Silence is gold.”)。」という諺の通りだ。日本人の間では、沈黙はコミュニケーション上の様々な役割(pragmatic function)を担う。しかしながら、英語でのコミュニケーションにおいてはその限りではないようだ。

 筆者がつい先日参加した、教育研究会の懇親会で、イギリス人の講師の先生を囲んで食事をしながら雑談をしている時、次のような場面に出くわした。(「英」はイギリス人、「日」は日本人の発言。)

日:Is it a problem to talk about religion in the U.K.?
  (イギリスでは宗教について話すことは問題になるのですか。)
英:Well, it depends. But actually, asking about your religion in a job interview is illegal.
  (えー、状況次第ですね。でも実は、就職面接の時に宗教のことを訪ねるのは違法です。)
日:… (黙って話を聞いている)
英:Hmm, is it bad if you talk about religion in public in Japan?
  (えっと、日本では公の場で宗教のことを話すのは良くないのですか。)
日:… (うなづいている)
英:So, for example… Ah, Shinji? What is your religious view? May I ask what your religious view is like?
  (例えば。あ、信次さん。あなたの宗教観はなんですか。あなたの宗教観を教えてくれますか。)
日:… (イギリス人講師の顔をただ見つめている)
英:No, I am asking you. What’s your religion?
  (いえ、質問をしているのですが。あなたの宗教はなんですか。)
日:Buddhist. (仏教徒です。)
英:See? So, in my opinion, talking about religion in public should normally be acceptable. But, asking about religious view in a job interview is not good in any country, because …
  (ね。ということで、私の意見では、宗教の話をすることは通常、容認されるべきです。ですが就職の際に宗教のことを聞くのはどの国でもよくないことで、というのも…)

 日本人同士ならば、黙って相手の話を行聞くというのは「わきまえ」に当たる行為と認識される場合がほとんどだ。しかしながら、英語でのコミュニケーションでは、その限りではない。むしろ、英語では会話中の「沈黙」を嫌う傾向がある。ある研究によれば、2秒以上沈黙が続くと、ネイティブ・スピーカーは不快感を覚え始める。沈黙を避けるためには、相手の話が終わったら間髪入れずにこちらが主導権を握り、淀みなく話し続けるべしではあるが。そのためには相当の英語力が必要であり、上級者ならともかく、英語のスピーキングにあまり慣れのない方の場合は、負担があまりにも大きい。

 このような方に提案したいのが、「積極的傾聴法(active listening)」と呼ばれる方法である。相手の話に積極的にあいづちを打ったり、質問をしたりして相手の話への関心を示す行為は、英語圏では好印象を与えるものとして好んで用いられる。積極的傾聴法には幾つかパターンあるが、英語スピーキングにあまり自信がない方でも明日からすぐに使える比較的簡単なものとして、(1)あいづちを打つ、(2)相手の発言を部分的に繰り返す、(3)関連のある質問をする、という3つを、communication strategy(コミュニケーションを円滑に進めるためのコツ、以下CS)として取り上げたい。

CSその1「あいづちを打つ」

 積極的傾聴法として最も簡単で、よく用いられるのは「あいづち」を打つことだ。英語では“back-channeling”と言われる。あいづちは一・二語程度の比較的短い言語表現を用いて行われる。主に用いられるあいづちの例としては、以下に挙げられるようなものがある。

Uh-huh. (ええ。)
Yeah. (はい。)
Right. (そうですね。 “That’s right.(その通りですね。)”も可。)
Oh, Really? (え、そうなんですか。)

(例)
英:Well, it depends. But actually, asking about your religion in a job interview is illegal.
  (えー、状況次第ですね。でも実は、就職面接の時に宗教のことを訪ねるのは違法です。)
日:Oh, really? (え、そうなんですか。)
英:It’s also not good to talk about religion in public in Japan, right?
  (日本では公の場で宗教の話題を出すのもあまりよくはないでしょう。)
日:Right. (そうですね。)

会話に沈黙が多くなると、「この人は話を本当に理解しているのか」、「関心がない話題なのではないか」と、あれこれコミュニケーション上の不安を募らせることにもなる。定期的にあいづちを打つことで、相手の話に関心を示している印象を与えることができる。また、ずっと同じあいづちを繰り返していると、それはそれで関心されない。コミュニケーションの中であいづちのバリエーションを広げていく努力も欠かさないようにしたい。

CSその2「相手の発言を部分的に繰り返す」

 次によく使われる方法は、相手の発言を部分的に繰り返すという方法だ。あいづちをうつことよりは高度な英語力を要求されるCSだが、効果的に使えば、話を盛り上げるのに一役も二役も買ってくれる。比較的簡単なのは、文中で重要な一単語を繰り返すという方法だ。

(例)
英:Well, it depends. But actually, asking about your religion in a job interview is illegal.
  (えー、状況次第ですね。でも実は、就職面接の時に宗教のことを訪ねるのは違法です。)
日:Illegal? (違法なのですか。)
英:Yeah, because it might possibly end up with cultural debate.
  (はい。というのも、文化的な論争に発展してしまうかもしれないからです。)
日:Ah, cultural debate. (ああ、文化的な論争ですね。)
英:Right. Showing respect to different culture is important.
  (ええ。異なる文化にも敬意を払うことは大切ですからね。)

とはいえ、文章の中から重要な一語を判別してそれを部分的に繰り返すためには、かなり正確なリスニング力を要求される場合もある。専門的な話題になれば、自ずと高度に正確なリスニングを要求される。このような繰り返しができるようになるためにはどのような練習が必要だろうか。

 そのための効果的な学習方法が、本ブログでも関連する教材が先日取り上げられたが、シャドーイングなのである。シャドーイングとは、聞き取った音声を、そっくりそのまま真似して声に出す練習方法だ。聞こえてきた音を何秒遅れかで、まるで「影のようについていく」ことから、シャドーイング(shadowing)と呼ばれる。元々は同時通訳の練習方法として用いられていたが、最近では外国語コミュニケーション能力を向上させる方法としても効果があることがわかりつつあり、注目を集めている。詳しい学習の方法については、コスモピアから出版されている関連英語教材を参照してほしい。

CSその3「関連のある質問をする」

 最後の方法は、「関連のある質問をする」という方法だ。質問を返すことで、興味・関心を持って話を聞いているという印象を相手に与えることができる。特に5WH1の質問をすることで、話題を膨らませる効果も期待できる。

(例)
英:Well, it depends. But actually, asking about your religion in a job interview is illegal.
  (えー、状況次第ですね。でも実は、就職面接の時に宗教のことを訪ねるのは違法です。)
日:Why illegal? (なぜ違法なのですか。)
英:Well, because it might possibly end up with cultural debate.
  (えー、なぜなら文化的な論争に発展してしまうかもしれないからですよ。)


■まとめ 

 グローバル化が進む現代、英語を話せる能力はグローバルビジネスにおいて、必要不可欠な要素となりつつある。「英語が話せる」ことと「英語で仕事ができる」ことは必ずしもイコールではない。グローバルビジネスの現場で活躍する多くの日本人英語学習者の様子を見ていて、企業研修担当者として、現状では「英語の単語を借りて日本語を話して」しまっている場合がまだまだ少なくないように見受けられる。なにもネイティブのような英語を使う必要はないのだが、仕事を進めていくためには「伝わるだけの英語」から「評価される英語」を話すようにマインドセットを切り替えていく必要があるだろう。その際の一つの考え方が、(前回と今回紹介した)ある言語表現がもつ役割(pragmatic function)に注目した学習の仕方をするということだ。次回は、日本語と英語のロジックの違いに注目しながら、ビジネスで評価される英語の話し方に関する理解を深めていきたい。

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■■■執筆者プロフィール■■■

-1.jpg 佐藤洋一(さとう・よういち)
 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期修了退学。現  在、青山学院大学、放送大学でも教鞭をとる。ビジネス現場での実践 と、学術的な観点の両側面からグローバル時代のビジネスコミュニケ ーションのあり方を模索している。著書に『グローバルビジネス英会 話Basic』(共著、アルク、2011年)、『グローバル化時代の外国語 教育学研究』(共編著、MAYA consortium, 2014年)、最近の論文に “BELF in the Context of Globalization in Japan: A Challenge from Expanding Circle”(単著, 2015, KLA Journal Volume 2)など。2015 年からはコスモピアでも研修講師を担当。
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posted by Paperback Writer at 17:55| Comment(0) | 日記

2015年04月08日

スマホで1日7分英会話学習〜7minute english

 今年から新卒採用解禁が3月となり、4月は新入社員研修とますます多忙な時期となりましたが、最近の就職活動では、スマートフォンによる「エントリー」が主流だとか。入社後もスマートフォンは手放せないものではないでしょうか。そこで、スマートフォンで手軽に英会話学習ができるアプリ「7minute english(セブンミニッツイングリッシュ)」をご紹介させていただきます。
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1:業界初の聴き放題英語学習

通勤・通学のスキマ時間にスマホで手軽に英語学習ができる画期的サービスです。 英会話学習関連書籍で定評をいただいているコスモピアの本を約10冊まるごと聴き放題。お好きなコンテンツを好きなだけご利用いただけます。

2:月額300円(税別)の低価格

月額300円(税別)で、毎日のスキマ時間を英語学習の時間に変えます。1年間 3600円で英語学習本約16,000円以上の内容が提供されます。

img03p.png3:画期的学習法シャドーイング

英語がわかる・話せるの最新メソッド”シャドーイング”を本格採用。 聞き流すだけの英会話教材などでリスニング力が向上しなかった方はぜひお試しください。 また、CDを自分のスマホにリッピングする手間が省けますので、すでに教材を持っている方も便利にご利用いただけます 。


img02p.png4:録音可能の専用プレイヤー

シャドーイング学習法に特化した再生・録音ができる専用プレイヤー搭載しています。 自分の英語を録音して確認ができます。スマートフォンの特性を最大限に活かし、従来のアプリではできなかった機能で、 リスニング能力を鍛えます。



5:最新コンテンツを毎月配信

コスモピア社の英語学習書籍10冊分のコンテンツを収録している他、『多聴多読マガジン』の最新コンテンツが毎月追加されます。 また、『英語で語るニッポン』より、うまく英語に変換できない日本的なモノ・コトを説明するためのミニコンテンツを毎日配信。飽きさせません。

img04p.png6:TOEIC対策も搭載

TOEIC対策用コンテンツとして「TOEIC英単語」「TOEICリスニング」のふたつのカテゴリをご用意しています。 「TOEIC英単語」は、軽快な音楽とともにリズムに合わせて単語が覚えられる楽しいコンテンツです。 「TOEICリスニング」は、PART2〜4の対策が集中的にできるようになっています。

7:エンタメ・コンテンツも充実

有名人・著名人などのインタビューやスピーチを豊富に載せました。教材用に録音・編集された音声ではない生の英語を聴くことで、 実際の会話ならではのスピードや話し方の特徴をとらえることができます。 また、ハリウッドスターの映画に関するインタビューなどもそろえていますので、映画のセリフではない生の音声をお楽しみいただけます。

※今なら、豊富なコンテンツが満載のお試し版(無料)をご利用いただけます。
posted by Paperback Writer at 11:42| Comment(0) | 日記